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「改革」のための医療経済学

「改革」のための医療経済学

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効率の良い予防医療はかえってコストを高騰させる?
岐路に立つ日本の医療選択に必要な科学的根拠とは?
最先端の医療経済学から、日本の医療制度改革に警鐘を鳴らす。

 

単行本: 263ページ
出版社: メディカ出版 (2006/07)
ISBN-10: 4840417598
ISBN-13: 978-4840417594
発売日: 2006/07
商品の寸法: 19 x 13 x 2.6 cm
おすすめ度: 5

 

【レビュー】

 

タイトルで損をしているかも, 2011/3/1 By Freedom to Patients -

 

 タイトルだけですと難しい研究書のようなイメージですが、データを多用し平易な文体で書かれているので、初学者にも非常に理解しやすい良書です。

 

 医療経済学の視点から、医療制度の改革に必要不可欠な論点を明示しています。特に「医療費の削減に効果的な方策は何か?」という観点に興味を持たれている方には、強くお勧めします。予防医療に関心のある方には、衝撃的な一冊です。

 

 

実証分析と政策に橋を渡す, 2009/11/17 By 嘉洋 (東京都目黒区) -

 

1章「忙しい読者のための総括」は、必ずしも有り難いと
思わない読者もいるかもしれない。また、3章における、
経済学と経営学の違いについての説明といった項も、
読者によっては首をかしげる向きもあるかもしれない。
文章も、勢いあまってよく練られているとは言えない。

 

にもかかわらず、4章と5章だけでもこの本は読む価値がある。
「日本の医療費高騰の最大の原因は高齢化である」といった
説明の虚実を知ることができる。文献の案内としても良書だ。

 

著者は、米国で医療経済学の教育を受けたとある。
これほどまでに医療政策の実証的研究が進んだ米国で、
それではなぜその実践においては世界の範となりえていないのか
読者は疑問に思うこともあるかもしれない。
その解答には当然ながら、「だからこそ」これほどに研究が
進んだのだという考え方も含まれ得よう。

 

 

目から鱗の医療経済学入門書。いたずらに改革を叫ぶ前に読むべし, 2009/2/1 By 源氏 -

 

著者は日本の医師出身で、米国の医療経済学者です。

 

日本の医療を、医療経済学的な視点から、学術的批評に耐えうる形で、論考した力作です。
先進国の医療統計データを、横断的に解析し、レビューしています。
国内で、しばしば見られる医療経済学的主張の大部分が、十分な根拠のない、絵空事であることを科学的に暴いています。
「予防医療により医療費は増える」「高齢化の医療費増大に及ぼす影響は小さい」「医療の民営化を進めると、医療費は高騰し、効率が落ちる」などは、先進諸国の過去の膨大なデータ解析から導き出される、意外な事実です。

 

著者は、学術的批評に耐えうる十分な根拠のない「抜本的な制度改革を、ただちに始めるための政策提言」により、「信頼性の低い政策研究・提言をもとに、見切り発車的にただちに開始し、実施後は十分な評価もなく放置し、数年周期で方向感覚を見失った抜本的改革を繰り返す」という、すでにアメリカが犯した過ちを、日本も繰り返すのではないかと危惧しています。

 

 

日本の医療の将来を論ずるための必読書, 2007/8/31 By Sivertopia "シルバートピア"

 

亡霊の戯言のような、でっち上げの「医療亡国論」に何十年も惑わされて来た日本の医療が、真に方向転換するために、本書は、南十字製のように、進路(少なくとも、行ってはいけない方向)を明示している。ヒポクラテス 曰く「医師にして哲学者である物は神にも等しい」。今の、医療の混沌の中で医師にして(一級の)医療経済学者である著者は、神にも等しい、と、思えます。また、著者が述べる「日本の医療において、医療従事者への配分は相対的に薄く、CT/MRIなどの医療機器への配分が手厚い現状が、患者さんの健康、満足度を高めるために効率の良い資源配分であるかどうかも、医療経済学の研究課題です」という、一説も、日本の医療の負の一部分を、明確に指摘していると思います。CTスキャナーの設置数はCTが発明された英国の13倍、ハイテク医療国の代名詞の米国の6倍、G7諸国の3〜9倍以上(単位人口当たり)。

 

 

医療「改革」を巡る俗論を、医療経済学の立場から解明, 2007/4/30 By 歯職人

 

「改革」と称するものが勢いを得て、「とにかく改革」「まずは改革」と社会が躁状態に陥る時がある。その時、立ち止まり、思考を積み重ねるためには、知であり学であり、論理が必要となると思われる。

 

 本書は、日本の医療「改革」論議の貧困を照らし出す。耳障りの良い言葉の裏付けの不在、予断による国際比較。

 

 この一冊に、余りに多くの項目を詰め込んだきらいはあるが、冒頭からの章立てと記述を工夫し、読者に医療経済学を伝えることに傾注している。

 

 著者のアメリカで掴んだ現代の医療経済学を正確に日本の読者に伝えたいとの熱意が充満している。

 

 著者の医療経済学者としての成長史、医療経済学の学び方、医療経済学者への道案内としての読み方も可能かもしれない。

 

 著者の兪炳匡[ユウヘイキョウ]先生は、北大医学部卒業後、国立大阪病院で臨床研修を経て、医療経済学を志、1997年ハーバード大学にて修士号(医療政策・管理学)取得、2002年ジョンズ・ホプキンス大学にて博士号(PhD、医療経済学)取得され、その後アメリカでキャリアを積まれた医師であり医療経済研究者。

 

米国厚生省疾病・管理予防センター(CDC)エコノミストとしても活動され、現在も彼の地で医療経済学の研究・教育に従事している。

 

 

今ある中では最高の医療分析, 2006/12/18 By ボウモア

 

医療崩壊が、日本人の品の低下による医療崩壊をセンセーショナルに示しているのに比して、日本の医療問題の、もっと根が深い本質を理論的に明らかとしている良書。今までに読んだ中では最も知りたいことが書いてある。医療を、経済で考えない時代も昔にはあったが、これだけ、高度化し、かつコストがかかるようになると、それを、どのように捉え、どのようなシステムを構築するか、しっかりとした分析とコンセンサスが必要なはずである。厚生白書の分析ははっきり言って極めてお粗末でナンセンス。将来的な医療政策を論じるのであれば、これくらいの解析の上に論じてほしいと切に願う。無意味な検診がどれだけの意義があるのか、無尽蔵な高額医療機器の乱立が、医療コストを押し上げている原因の一因でもあろう。彼のような分析が本邦のデータの上になされていけば、無意味な医療費抑制政策ではなく、介護保険まで念頭に入れたトータルな医療政策が立案できるであろう。保険母胎を、県に移管し、診療報酬も県に移管し、厚生官僚はまた天下り先を作るつもりなのであろうか。基本的な生活保障としての医療システム、介護システムを守るために、一人一人が、厳しい目を、立法府に向けて考える必要がある。医療問題を論じるのであれば是非読むべき本である。

 

 

初心者には読みにくい, 2006/11/30 By たーぼ "たーぼZ"

 

医療費高騰の原因について書いてあるようだったので、その辺りを知りたく読みました。原因を分析する上で、きちんとした裏付けが必要なことは分かりますが、初心者にとってはそれが、まわりくどすぎてかえって読みにくくなってます。また医療経済学そのものの説明や、本書とは関係の英語勉強法は個人的には不要でした。1章で全体の総括をするなど分かりやすくする工夫はありますが、それでも読みにくい本でした。本のタイトル通り受け取って「医療経済学」に興味があって読む人にはよい本かもしれませんが… レビューを評価してください

 

 

紛れもなく良書ですが、タイトルがミスマッチです, 2006/11/6 By gehararigo

 

「抜本的改革を急ぐと執行コストが高くなる」、「信頼性の低い政策研究・提言をもとに、見切り発車的に抜本改革をただちに開始して実施後は十分な評価をせず、数年周期で方向感覚を失った抜本改革を繰り返す」。。。日本の年金、医療、介護、障害者福祉の最近を動きを見ると誠に当を得た指摘です。大いに共感しながら、本を読み進めましたが、どうも違和感がぬぐえません。それは、著者が諸外国のデータを駆使しながら、日本独自のデータにあまり言及していないので、「へ〜外国ではそうなんだ」と参考になるものの、今一訴求力が乏しいのです。世界屈指の年間診療回数、医療の平等性への高い国民の期待、医療への経済的障壁の低さ、医療の完璧性への高い要求水準など、日本医療の特殊事情への言及が非常に薄いように思えました。改革の為の。。。という大上段に振りかぶらず、医療経済学的考え方の入門書、あるいは、ハンディーな医療版「西洋事情」と見るならば紛れもない良書と思えました。

 

 

医療経済学の入門書としては良書。, 2006/9/2 By コンタナトス (東京都)

 

医療経済学の初学者が問題意識を持つために読む本としては、非常に優れた本だと思う。本全体の構成と論旨をはじめに記載するなどの心配りは素晴らしい。ただ、英国医療の危機的状況についての記述がなく、本書の文面からは「成功した医療経済政策」の一例として英国医療が挙げられているような誤解を読者に与える可能性があるのが残念。

 

 

読ませる工夫にまず脱帽, 2006/7/29 By pooh bear

 

いきなり忙しい読者のための総括から始まる。確かにこれは役に立つ。この総括を頼りに、自分の興味やニーズから読み進めると時間の節約になる。いつの間にか、大まかな内容をつかむことができる。

 

内容は、米国の研究などを紹介していて知識も得られるが、それ以上に「経済学」の見方・活用法や、「数字」「集計」を読むときの注意点など、汎用性の高い内容が豊富。おもしろいし、役に立ちそう。

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